Webディレクターってよく聞くけど、どんな仕事をするんだろう？
どんなスキルが必要なの？
そんな不安を持つ未経験の方に向けて、
実務でやっている仕事内容をわかりやすく整理しました。
Webディレクターとは？
Webディレクターとは、制作物を納品まで導く監督のようなイメージです。
納品物がWebサイトだとすると、
デザイナー、コーダー（プログラマー）、クライアント（お客様）とのやり取りを行い、Webサイトが期日までに公開できるように段取りを組みます。
映画でいうところの監督のようなイメージです。
俳優さん、女優さん、カメラマンさんやメイクさんたちに指示を出したり意見を聞いたりしながら、
映画の完成まで担当するようなイメージです。
主な仕事内容
主な仕事内容は以下になります。
- 要件定義
- 制作進行管理
- ワイヤーフレームの作成
- デザイナー・コーダー（プログラマー）への依頼
- Webサイトの公開後のSEO対策
それぞれ詳しく見ていきます。
要件定義
要件定義とは、”何を作るか” を決める作業です。
例：採用サイトの場合
目的：応募数UP
ペルソナ（ターゲットのお客様）：20代後半・転職活動中
必要なページ：会社概要 / 代表メッセージ / インタビュー etc
メリット：最初にこれを作ると、途中で迷わなくなる
クライアントのやりたいことを整理して、整理します。
ターゲットの設定、ページの構成案の作成（何ページ作るか、どんな内容にするか、など）を詳しく詰めていきます。
一見難しそうに見えますが、慣れれば大丈夫。要は何を作るかを整理してあげれば大丈夫です！
制作進行管理
制作進行管理は、納品期日までに納品できるようにスケジュールを引き、それが遅滞なく進行できているかを管理する作業です。
多くの場合、写真のような工程表を作成して、どの期間にどの作業を行うかをディレクターが整理します。
ワイヤーフレームの作成
ワイヤーフレームとは、「どこにどんなコンテンツを置くか」をデザイナーに依頼するために必要なものです。
絵で言うところの「下書き」に似ています。
ツールはFigma、Adobe XD、Power Pointなどを用いて作成していきます。
デザイナーへの依頼
デザイナーとのやり取りは、ワイヤーフレームをもとに作成してもらったデザインを確認します。
直してほしい箇所を、写真のような形で依頼します。
デザイナーは意図を理解して、修正を進めてくれます。
コーダー（プログラマー）への依頼
デザインが完成すると、次はデザインを元にWebサイト化していく作業になります。
コーダーさんがWebサイトをアップしてくれるので、デザイン通りになっているか、ボタンの遷移先はしっかり設定されているかを確認していきます。
Webサイトの公開後のSEO対策
Webサイトを納品した後は、会社やプラン内容によりますがSEO対策を依頼されることがあります。
SEO対策とは、簡単に言うとサイトの検索順位を上げること。
狙ったキーワードで作成したWebサイトが上位に入れるように、サイト内の質を上げたりコンテンツを作成したりしていきます。
Googleアナリティクスや、Google Search Consoleなどの分析ツールを用いてWebサイト改善のためのデータを集めることもあります。
まとめ
Webディレクターの仕事は多岐に渡ります。
技術力も必要ですが、どちらかというとコミュニケーションが必要な仕事であることがわかっていただけたのではないでしょうか。
クライアントとのやり取り、デザイナーやコーダーとのやり取りなど、コミュニケーションを取る場面がとても多いので、気を使うのが得意な人にはとても向いていると思います。
