ワーホリで英語は伸びる?1,000人を見た元カウンセラーの本音

当ページのリンクには広告が含まれています。
悩む人

ワーホリに行けば、英語って本当に話せるようになるの?
英語ができないけど、ワーホリに行っても大丈夫?
渡航前に、どんな英語の準備をすればいいんだろう……

この記事は、そんな悩みを解決します。

こんにちは、留学業界で3社・6年カウンセラーを経験し、
1,000人以上の留学生を送り出してきたYusukeです。
実は僕自身、カナダとオーストラリアの両方でワーホリを経験していて、
現地のホテルで働いていたこともあります。

つまり、「ワーホリで英語がどう伸びるか」を自分で体験し、
その後カウンセラーとして1,000人以上の結果を見てきました

その立場から、先に結論を言います。

ワーホリで英語は伸びます。ただし「行けば伸びる」は嘘です。
伸びる人と伸びない人は、現地でハッキリ分かれます。

この記事では、

・英語が伸びずに帰ってくる人の典型パターン(送り出した側として見てきた現実)
・1,000人を見て分かった、渡航前の準備で差がつく理由
・英語がまったく出てこなかった僕が、現地でどうやって英語を伸ばしたか(実体験)

を、全部具体的にお話しします。
ワーホリの1年を「伸びる側」で過ごしたい方は、ぜひ最後まで読んでください。

目次

ワーホリで英語が伸びない人の3つのパターン

まず耳の痛い話からです。
元留学カウンセラーとして、渡航した人たちの帰国後の報告をたくさん聞いてきました。
「英語、思ったより伸びなかった」という人には、
ハッキリした共通点があります。

パターン①:日本人とだけつるんで1年が終わる

一番多いのがこれです。現地には日本人コミュニティがあって、
正直、日本人とだけ付き合っていても生活は成立してしまいます。
居心地はいい。
でも英語を使う時間がほぼゼロのまま、気づいたら帰国日が来ます。

パターン②:遊びがメインになって勉強が消える

ワーホリは留学と違って「働けるし遊べる」自由なビザです。
それ自体は最高なんですが、自由すぎるがゆえに、遊びだけで1年使い切ることもできてしまいます。

パターン③:日本食レストランなど「日本語だけの職場」で働く

現地で仕事に就いても、職場が日本食レストランで、
スタッフも客も日本人ばかり……というケース。
「海外で働いた」という事実はできますが、英語は使わないまま。
よくある失敗談として語られる話ですが、僕が見てきた範囲でも、実際にあるあるでした。

国によっても「空気」は違った(あくまで傾向の話)

これは国で人を判断する話ではなく、あくまで僕の体感ですが——
カナダは勉強目的で来ている人が比較的多く、英語が伸びている人も多い印象でした。

一方オーストラリアは、海に囲まれて旅の魅力が強いこともあって、
「遊びに来てる」「英語できないけど別に困らない」という空気の人が多かった印象です。

もちろん、カナダにも伸びない人はいるし、オーストラリアにもめちゃくちゃ伸びる人はいます。
結局は国じゃなく自分次第
ここから、その「自分次第」の中身を、僕の実体験で具体的に話します。

「Man or woman?」事件——英語に自信があった僕の現実

まずは僕の実体験から。カナダのワーホリでホームステイを始めた初日のことです。
ステイ先に小さな子どもがいて、「男の子ですか?女の子ですか?」と聞きたかったんです。
で、出てきた英語がこれでした。

「Man or woman?」

……正解は「Boy or girl?」です。大人か?って聞いてどうする(笑)。

当時の僕は中学英語はできていたし、正直ちょっと自信すらありました。
でも海外に出た瞬間、英語がまあ出てこない。
相手の英語は早すぎて聞き取れないし、聞き取れたとしても返す言葉が出てこない。
これは日本にいたら絶対に経験できない感覚でした。
日本では日本語が通じるから、自分の英語の未熟さに気づく機会がないんです。

ここから、そんな僕が1ヶ月で一人旅できるようになるまでの話をします。

冷蔵庫も、洗濯機も、布団も言えなかった

ホームステイが始まってすぐ気づきました。
出てこないのは会話のフレーズだけじゃない。そもそも単語を知らない
冷蔵庫って英語でなんだ?洗濯機は?布団は?——
中学英語に自信があったはずの僕は、生活の基本単語すら言えませんでした。

慌てて単語の勉強を始めました。そう、カナダに着いてからです(笑)。

ここでひとつ大誤算がありました。日本の教材って、海外にいると手に入らないんです。
考えてみれば当たり前で、日本にいてカナダの本を取り寄せるのが大変なのと同じ。
語学学校に行けば授業の教材はありますが、日本人向けの単語帳やTOEIC対策本みたいなものは売っていません。
結局、フリマサイトやエージェントに頼み込んで、なんとか日本の単語帳を手に入れました。

声を大にして言います。教材は日本から持って行ってください。
そして本音を言えば——単語くらい、日本でやってから来ればよかったと後悔しています。
その勉強を日本でしていたら、もっとカナダでしかできないことに集中できたなと。

英語は「真似と暗記」で伸びた

じゃあ会話はどう伸びたか。きっかけは2つ。
語学学校のイベントと、meetup(現地の交流会)です。

語学学校には授業以外にイベントがありました。
誕生日会とか、みんなでどこかに出かけるとか。
ここがポイントで、あまり話せなくても参加はできるんです。
英語に自信がなくても、その場にいることはできる。

そこで僕がやったのは、ひたすらみんなの会話の真似と暗記でした。
よく使われるフレーズって、実はある程度決まっているんです。

  • 香港の友達が多用していた「I don’t know what you say English」
    (君の言ってる英語がわからない、みたいなときに使う。
    文法合ってるのか細かいことは置いといて、通じるし便利)
  • レストランでは「Can I have ◯◯?」。メニューを指して「Can I have this?」で通じる
  • カフェで必ず聞かれる「Here or to go?」(ここで食べる?持ち帰り?)。
    ちなみに「テイクアウト」は和製英語なので注意
  • マクドナルドで「potato」と言っても通じない。フライドポテトは「french fries」

教科書じゃなく、現場で実際に飛び交っているフレーズを覚えて、すぐ使う
この繰り返しでした。

毎日カフェで英語漬け:当時の僕の1日

もっと話したくて、学校の外のmeetupにも通い始めました。
海外から来た人たちがカフェに集まって、
コーヒー片手にひたすらフリートークする集まりです。
最初は聞いているだけ。それでも友達がほしくて毎日参加しました。
夕方から、夜ご飯どきの18〜19時くらいまで。

当時の僕の1日はこうです。

午前〜昼:語学学校 → 午後:図書館で自習 (単語や文法など)→ 夕方〜19時:meetupで英語漬け

この生活を続けて1ヶ月。海外の友達と普通に話せるようになり、
バンクーバーからシアトルへ、日帰りの一人旅ができるくらいになっていました。
国境を越えて、入国審査も買い物も全部一人で。
1ヶ月前に「Man or woman?」と言っていた人間がです。

※meetupは僕が行った当時の話なので、
今も同じものがあるかは分かりません。
ただ、この手の交流イベントの情報は現地に行けば必ず出回っているので、
似たような場は見つかるはずです。

正直に言うと、1ヶ月で変化が出たのは、毎日参加するくらい振り切ったからだと思います。
あとは元々の単語量や文法の知識量でもスピードは変わります。
だからこそ——日本でやっときゃよかったと本当に後悔しました。

英語が伸びる環境は、自分で選びに行ける【バンフ移住】

バンクーバーで3ヶ月過ごしたあと、僕はある決断をします。
日本人のできるだけ少ない環境に引っ越すことです。

向かった先はバンフ。
バンフ国立公園で有名な、街中にリスや鹿、たまに熊まで出る自然豊かな山の街です。
ここのホテルで、住み込み(寮付き・食事も安い)のハウスキーピングとして働き始めました。

バンフは夏が観光のピークで、ホテルの稼働率は100%。
ハウスキーパーもフル稼働で、ピーク時は週6で働いていました。
休みの日は職場でできた海外の友達とレンタカー(左ハンドル!)を借りて、
1時間半かけてレイクルイーズまでドライブしたり、ジャスパーに泊まりがけで行ったり、
夏なのに氷の張っている山に登ったり。
──車の中にずっと置いといたオレンジジュースを飲んで食中毒になり、
39度の熱を出したのも、今となってはいい思い出です(笑)。

ハウスキーピングで入った僕が、「通訳」になった

そしてバンフで、自分でも驚くことが起きます。ハウスキーピングとして入った僕が、
途中から日本人観光客の通訳を任されるようになったんです。

数ヶ月前まで「Boy or girl」も言えなかった人間が、英語と日本語の橋渡しをする側になった。
英語環境に身を置くって、こういうことなんだと実感しました。

大事なのはここです。僕は運良く英語環境に恵まれたんじゃありません。
意図的に日本人の少ない街へ引っ越したんです。
さっき挙げた「伸びない3パターン」は、裏を返せば全部「環境選び」の話。
そして環境は、自分で選びに行けます。

英語で本当に困るのは、日常会話じゃなく「緊急時」

バンフでひとつ、英語で本気で困った話もしておきます。

僕はもともと小児喘息持ちでした。
大人になってからは全然出ていなかったのに、バンフは標高が高くて空気が薄いのと、
環境の変化やストレスもあってか、咳が止まらなくなったんです。
症状が喘息っぽいなと思いました。

現地の病院に行きましたが——
「喘息」って英語でなんて言うのか、症状をどう説明すればいいのか、全然出てこない。
日常会話ができるようになった後でも、医療の場面はまるで別物でした。

しかも薬は、日本人と海外の人では体格が違うので分量を間違えると危ない。
バンフの病院は完全にカナダ人医師のところだったので、
とりあえず診察だけしてもらいました。
さらに費用は一旦全額自己負担で、後から保険で戻ってくる方式。一時的とはいえ、かなり高くつきます。

ここから言える実用的な教訓は3つです。

  • 常備薬は日本から持って行く(持病がある人は特に)
  • 都市を選べるなら、日本語の通じる病院があるかは安心材料になる
  • 海外旅行保険は必須。「全額立替→後日返金」の流れも知っておく

「英語の準備していく人」は1割もいない

カウンセラーとして働いて、渡航前の英語準備についてリアルな数字感を言うと——
ちゃんと準備して行く人は、全体の1割もいない印象でした。

責めているわけじゃありません。
社会人は出発ギリギリまで仕事をしているので、それどころじゃないんです。
結果、ほとんどの人は「今持っている英語力のまま」飛びます。 かつての僕と同じです。

でも、だからこそ。準備してきた1割の人は、現地で強い。
英語を使う仕事に就きやすいんです。逆に勉強してこなかった人は、
日本食レストランなど英語を使わない仕事に流れるケースが多い——
つまり「伸びない3パターン」の入口に立ちやすくなる。
渡航前の準備が、現地での環境選びの選択肢を決めてしまうわけです。

留学プランによって事前の英語の勉強の本気度が変わる

どんな留学プランでいくか、それによっても英語力は違っていました。
大学生の休学留学(現地大学に通うプラン)だと、ちゃんと勉強していく人が多いんです。
理由は単純で、現地大学で単位を取るにはTOEFLやIELTSのスコアが必要なところが多いから。
勉強しないとそもそも参加できない仕組みなんですね。

一方ワーホリには英語の要件がありません。英語力ゼロでも行けます。
それはワーホリの良さでもあるんですが、裏を返せば「準備しなくても出発できてしまう」ということ。
要件がないからこそ、準備の差がそのまま現地での差になります。

渡航前にやるべき英語準備【経験者としての結論】

僕の結論はシンプルです。

単語と基礎は、日本でやってから行く。会話の実践は、現地で嫌と言うほどできる。
というか会話しないと生活できないです。

現地で手に入らない日本の教材を、フリマサイトで必死に探した僕が言うんだから
間違いありません(笑)。
会話のフレーズは現地で毎日浴びれば覚えます。でも単語と文法の土台だけは、
日本にいるうちに積んでおくほど、現地での伸びるスピードが変わります。

とはいえ「仕事が忙しくて、机に向かう時間なんてない」という人がほとんどなのも、
カウンセラーとして痛いほど知っています。
なので現実的な選択肢を2つ挙げておきます。

① スキマ時間で基礎を固めたい人:スタディサプリENGLISH

アプリなので通勤時間にできるのが最大の利点です。
出発までの数ヶ月、単語と日常英会話の基礎をスマホで積んでおくだけでも、現地のスタートラインが変わります。

  • 月額制で安い
  • スマホアプリ完結なので、通勤・昼休みなどのスキマ時間でできる。
  • 「仕事が忙しくて勉強できない」というワーホリ最大の壁に合いやすい
  • 1回数分のレッスン設計で、忙しくても継続しやすい
  • ドラマ仕立てのストーリー形式(新日常英会話コース)で、単語帳より挫折しにくい
  • 内容が日常英会話・海外生活シーン寄りで、ワーホリで実際に使う英語と相性がいい
  • ディクテーションやスピーキング練習機能があり、
    「聞き取れない・言葉が出ない」の両方を訓練できる
  • 無料体験から始められる

② 出発までに本気で仕上げたい人:RIZAP English

短期集中でトレーナーが付くタイプ。
費用はかかりますが、「渡航日」という締切が決まっているワーホリとは実は相性が良い選択肢です。
残り期間が短い人、現地で最初から英語を使う仕事を狙いたい人向け。

  • 専属トレーナーが付くマンツーマン指導。
  • 独学で挫折してきた人でも、管理されることで強制的にやり切れる
  • 短期集中型(2〜3ヶ月程度のプログラム)なので、「渡航日が決まっている」ワーホリと
    構造的に相性がいい
  • 出発までのカウントダウンがそのまま学習期間になる
  • 日々の学習タスク管理・進捗チェックがあり、「仕事が忙しくて後回し」を物理的に防げる仕組み
  • アウトプット重視のトレーニングで、ワーホリで一番困る「言葉が出てこない」状態の対策になる
  • 結果にコミットの思想どおり、点数保証や成果への姿勢が明確(TOEIC系コースなど) オンライン受講に対応しており、地方在住でも受けられる
  • 無料カウンセリングで現状の英語力診断から入れるので、申し込む前に合うか判断できる

という、早めに結果が欲しい人にとって最高の環境が用意されています。

よくある質問

Q. 英語力ゼロでもワーホリに行けますか?

行けます。ワーホリビザに英語力の要件はありません。実際、ゼロで行く人もたくさん見てきました。ただしこの記事で書いた通り、ゼロのまま行くと現地での仕事や環境の選択肢が狭くなります。「行けるかどうか」と「充実するかどうか」は別の話です。

Q. どれくらいの期間で話せるようになりますか?

僕の場合、毎日英語漬け(学校→図書館→meetup)で1ヶ月後に変化を実感しました。
ただしこれは振り切った場合で、元の単語量・文法力と、
現地でどれだけ英語環境に身を置くかで大きく変わります。

Q. 語学学校には行くべきですか?

僕は行ってよかったです。授業そのものより、「話せなくても参加できるイベント」と
「友達づくりの起点」としての価値が大きかった。
学校選びやエージェントの使い方は、以下の記事で詳しく書いています。

正直な話:ワーホリで一番良かったのは、英語じゃなかった

ここまで散々英語の話をしておいて何ですが、最後に一番正直なことを書きます。

僕がワーホリに行って一番良かったと思っているのは、
英語ができるようになったことじゃありません。
もし英語だけが目的だったなら、ワーホリじゃなく学生ビザでの留学を選んでいたと思います。

一番の収穫は、多様性でした。
日本人以外の考え方に触れられたこと。
日本にいたころの僕は「正解は一つ」という世界で生きていたけれど、
世界には「正解なんて考えず、日々を楽しく過ごすことが大事」と
本気で思って生きている人たちがいる。
いろんな国の人に出会って、いろんな価値観を知れたこと——それが僕にとってのワーホリの一番の宝物です。

「じゃあ英語はどうでもいいのか」というと、逆なんです。
香港の友達の「I don’t know what you say」も、
バンフの同僚たちとの左ハンドルのドライブも、
英語が少しずつできるようになったから手に入った出会いでした。
英語は目的じゃなく、いろんな価値観に出会うための手段。
だからこそ、磨いておく価値があるんです。

そしてもうひとつ、元カウンセラーとして現実的なことも添えておくと——
日本に帰ってくれば、英語の証明があった方が強いのも確かです。
僕自身、帰国後に留学業界で働けたのは、ワーホリでの英語の経験あってこそでした。

だから僕は「英語を勉強しろ」とも「勉強なんていらない」とも言いません。
多様な出会いを楽しむには英語が要る。英語を使って人と出会ううちに、英語も自然と伸びていく。
この循環に入るのが、一番ワーホリのいいところだと思っています。

まとめ:ワーホリで英語は伸びる。ただし「自分で選んだ人」だけ

最後にこの記事の結論をまとめます。

  • ワーホリで英語は伸びる。ただし「行けば伸びる」は嘘で、
    伸びる人と伸びない人はハッキリ分かれる
  • 伸びない3パターンは「日本人とだけつるむ」「遊びだけで終わる」「日本語だけの職場」
    ——すべて環境選びの問題
  • 環境は自分で選びに行ける
    (僕はバンクーバーから日本人の少ないバンフへ引っ越し、ハウスキーピングから通訳になった)
  • 1,000人を見てきて、渡航前に準備する人は1割もいない。
    だからこそ準備した人が現地で強い
  • 単語と基礎だけは日本でやってから行く。
    これが「Man or woman?」から始めた僕の、一番の後悔であり結論
  • そして一番の宝物は、英語そのものより多様な価値観との出会い。
    英語はそこへ行くための手段

ワーホリは、人生でそう何度も使えないです。
同じ1年なら、英語「だけ」の1年でも、英語「ゼロ」の1年でもなく、
出会いの幅がいちばん広がる1年にしてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次