こんにちは、留学業界で3社・6年カウンセラーを経験し、
1,000人以上の留学生を送り出してきた Yusuke(@yusuke02281)です。
留学カウンセラーを目指すとき、こんな疑問が浮かぶと思います。
悩む人留学カウンセラーになるのに、資格って必要なの?
資格を取っておいたほうが、就職・転職で有利になる?
この記事では、この疑問にお答えします。
先に結論をお伝えすると、留学カウンセラーになるのに、資格は必須ではありません。
ただ、持っていると便利な資格や、入ってからいずれ取得することになる資格があります。
なぜその資格が必要なのか、取得しているとどういったメリットがあるのかと、
解説していきます。
- 留学カウンセラーに資格が「必須ではない」理由
- 持っていると便利な資格
- 入ってから取得することになる資格
- 留学カウンセラー・留学コーディネーターを目指す人は、先に資格を取るべきか
資格がなくても、留学カウンセラーにはなれる
最初に結論をお伝えしておくと、留学カウンセラー(留学コーディネーター)になるのに
資格は必須ではありません。
僕がJAOS留学カウンセラー資格に合格したのは2019年でしたが、
それまではこの資格を持たずして働いていました。
そのとき既に留学業界に入ってから5年ほど経過していましたが、
JAOS留学カウンセラー資格がなくても留学カウンセラーとして働くことはできていました。
資格がなくても留学カウンセラーとして働けますし、成果も出せます。
これは、僕が身をもって経験したことです。
ただし、働く会社によって求められる資格、スキルはバラバラです。
留学業界3社の経験をした僕が、それぞれの会社で求められたスキルや資格をお話します。
会社によって取得を推奨される資格は違った

実は資格が必要かどうかは、働く会社によってまったく違います。
僕が経験した3社は、見事にバラバラでした。
1社目:資格は不要だった
僕が1社目に働いた留学エージェントは、語学留学とワーホリを扱う会社でした。
資格については特に何も言われず、僕自身、JAOS留学カウンセラーの資格があることを
知らずに働いていました。
それでも、仕事は普通に回っていました。
2社目:RCA海外留学アドバイザー資格を取得した
2社目。ここでは「RCA海外留学アドバイザー資格」という資格を取得するように案内されました。
非営利団体が運営している留学アドバイザーとしても資格になります。
これを持っていると、一定の留学における知識があることが証明されます。
3社目:JAOS留学カウンセラー資格を取得した
3社目でJAOS留学カウンセラー資格を取得するように促されました。
このように、そもそも「どの資格が必要か」も、「資格が必要かどうか」も、所属した会社次第でした。
これが、留学カウンセラー業界の実際のところです。
資格があるとどういう場面で有利か
留学カウンセラーは資格なしでお仕事をすることが可能ですが、
取得を推奨される資格については入社した会社によって変わる、ということになります。
では、資格を持っているとどういった場面で有利になるのか。
答えは「お客様に信頼を見せるためのツール」です。
具体的には、こういう使い方をしていました。

名刺やプロフィールに「箔」がつく
例えばJAOS認定留学カウンセラーの資格を持っている場合。
名刺に「JAOS認定留学カウンセラー」と書けますし、会社のWebサイトの自己紹介にも載ります。
資格欄に何も書いていない人と持っている人とでは、お客様から見たときの印象が変わってきます。
留学エージェントとしての「信頼の証明」になる
これが意外と大きいです。
会社としてJAOSに加盟していると、JAOSの公式サイトに「この会社は加盟しています」と掲載されます。
JAOSは加盟に際して、審査を行なってそれに通ったエージェントのみ加盟ができるので、
悪質なエージェントではない証明になります。
一定の信頼を得ているエージェントであり、カウンセラーですという証明になります。
実際、僕も営業でこう説明していました。
「留学エージェントは資格がなくても運営できるので、
良い業者かそうでないかを見極める一つの基準がJAOS加盟かどうかです。
弊社はJAOS加盟、またカウンセラー全員がJAOS留学カウンセラー資格を持っているので、
留学エージェント選びの際の一つの基準にするといいですよ」と。
資格は、こういう「信頼を見せる営業の場面」で効いてきます。
JAOS留学カウンセラー資格、RCA海外留学アドバイザー資格について
ここで、業界にある2つの留学カウンセラー資格(留学コーディネーター資格)について、
簡単に比べておきます。
JAOS留学カウンセラー資格(一般社団法人 海外留学協議会)
留学業界で一番知名度のある資格です。
加盟エージェントが公式サイトに掲載されるなど、信頼の証明として機能します。
ただ、良くも悪くも、運営側にある程度の「ビジネス感」はあります。
年会費がかかったり、対策教材もそれなりの値段がかかります。
RCA海外留学アドバイザー資格(NPO留学協会)
非営利団体のNPO留学教会が運営している資格です。
営利目的ではない点が特徴ですが、認知度についてはJAOSに比べると低い印象はあります。
ただ、資格の受験でかかる費用(教材含む)はJAOSよりかからないです。
両方取得していて感じた印象
両方を取った僕の率直な感想としては、信頼の証明として営業で使うなら、
JAOS留学カウンセラーのほうが効果は感じやすい印象でした。
JAOSは会員として留学エージェントだけでなく、大手旅行会社や大使館も参加しているため
より信頼度が増します。
RCAでも同じように営業で使ってはいましたが、お客様の反応に、知名度の差が出る場面もありました。

留学業界に入ってから取得が必須だった資格がある
実は、留学業界に入ってから取得した“本当に必須”の資格があります。
それは、損害保険募集人資格でした。
損害保険募集人資格とは
留学の案内をする時、渡航前には海外旅行保険を案内します。
基本的に海外では無保険になるので、留学前に保険の加入は必須になります。
各留学エージェントでは海外旅行保険(海外留学保険)案内をするのですが、
保険証券を発券するには、この損害保険募集人資格がないとできないんです。
法律上、無資格の人は保険を販売・発券できません。
そのため保険を扱う留学カウンセラー(留学コーディネーター)は、
損害保険募集人資格の勉強をして試験に合格する必要があります。
僕が1社目の時は、この資格を持っている人は特定の人だけでした。
そのため資格を持っている人に保険の案内をしてもらっていました。
2社目では全員取得の必要があったので取得しました。
3社目でも使いました(2社目で取ったものをそのまま使うことができました)。
当時はAIGやジェイアイ損害保険といった会社の保険を案内していました。
保険を案内するメリット
留学エージェントは、保険の代理店も兼ねています。
保険を発券すると、留学エージェントにも手数料(コミッション)が入ります。
保険会社により異なりますが、保険料の10〜15%ほどをもらえるケースもあるので
留学エージェントとしては大事な利益になります。
だからこそ、各留学エージェントは保険を扱っており、
保険証券を発券する資格が必要になってきます。
この損害保険募集人資格は、入社後に会社の指示で取るケースがほとんどです。
なので、「留学カウンセラーになる前に自分で取る」わけではないので
心配する必要はありません。
留学カウンセラーになる人は、先に資格を取るべきか
これからカウンセラーを目指すなら、資格を取っておくべきか。
僕の答えは、「未経験・異業種から目指すなら、取っておくと評価は上がる」です。
採用する側から見ると、資格を持っている未経験者には、こういう印象を持ちます。
「周辺知識は問題なさそうだな」
「この業界に対する意識が高いな」
特に、まったくの異業種から飛び込んでくる人なら、なおさらプラスに働きます。
もうひとつ、資格取得には、意外なメリットがあります。
例えばJAOS留学カウンセラー試験の場合、カウンセリングの実技(面接)試験があります。
これを実際にやってみることで、「自分は本当にカウンセラーという仕事ができそうか」を、
事前に擬似体験できる。一種の適性チェックになります。
これは、なる前に受ける価値として、けっこう大きいと思います。
まとめ:資格は「必須ではない、でも意味はある」
最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 留学カウンセラーになるために資格は必須ではない
- 留学カウンセラー資格(JAOS、RCA)の本当の役割は、「お客様に信頼を見せる営業ツール」
- 業界の資格はJAOSとRCAがあり、知名度はJAOSの方が高い
- 唯一“本当に必須”なのは損害保険募集人資格。
ただし入社後に会社指示で取得するケースが多いので、事前準備はなくても大丈夫 - 未経験・異業種の人はJAOS留学カウンセラー資格を取っておくと評価が上がる。
実技(面接試験)で自身のカウンセラー適性も確認できる
大事なのは資格そのものより、
留学が好きで、人の挑戦を応援したいという気持ちと、現場で動ける力です。
そのうえで、「やっぱり資格を取ってみようかな」「勉強してみようかな」と思った方は、
以下の記事で勉強法や難易度について詳しく解説しています。

