こんにちは、留学業界で3社・6年カウンセラーを経験し、1000人以上の留学生を送り出してきた Yusuke(@yusuke02281)です。
JAOS留学カウンセラー試験にも合格した経験があり、自身もカナダ・オーストラリアでの海外経験があります。
悩む人・留学カウンセラー(留学コーディネーター)ってどうしたらなれるの?
・資格は必要?未経験や他業種からでも目指せる?
・働き方ってどうなの?
留学に関わる仕事に興味を持った方なら、こんな疑問が浮かぶと思います。
この記事では、実際に現場で6年間カウンセラー(コーディネーター)をやってきた僕が、
仕事内容・なるための具体的なルート・おすすめの資格をお伝えします。
「留学を仕事にしたい」と考え始めた方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
✅ 留学カウンセラーの具体的な仕事内容
✅ 働き方のリアル(良い面も大変な面も正直に)
✅ 留学カウンセラーが働ける3つの場所(日本・海外・学校)
✅ 資格は必要か/何があると有利か
✅ 未経験・他業種から目指す人が、まずやるべきこと
留学カウンセラーとは?|仕事内容をわかりやすく解説

留学カウンセラーは、一言でいえば
「留学したい人の相談に乗り、最適なプランを一緒に作って、出発から帰国までをサポートする仕事」
です。
「英語を使って楽しそう」というイメージを持たれがちですが、
実際の業務はかなり幅広いです。
主にこんなことをやります。
- カウンセリング:
希望・予算・目的をヒアリングし、留学プランを提案する - 学校・滞在先の手配:
語学学校、ホームステイ、寮などの申し込み代行 - ビザ・渡航準備のサポート:
必要書類の案内、渡航前オリエンテーション - 見積もり・契約対応:
費用の説明、申し込み手続き - 渡航中・帰国後のフォロー:
現地でのトラブル対応、帰国後の相談

実は、純粋な「カウンセリング」よりも、手配や事務、
そして営業的な側面が大きい仕事でもあります。
多くのエージェントはサービスを契約してもらって初めて売上が立つので、
「相談に乗る人」であると同時に「契約につなげる人」でもあるわけです。
僕の現場での1日と、実際に働いていた3社の体験談

参考までに、僕がカウンセラーをしていた頃の働き方をお話しします。
基本の勤務は10時〜19時。
日中はカウンセリングの予約が入り、その合間に学校への申し込みや見積もり作成、
ビザ書類の準備といった事務作業を進めます。
僕は3社の留学エージェントの経験がありますが、会社によって仕事の進め方が全く異なりました。
1社目:毎日たくさんのセミナーを運営し、集客が強い会社
1社目は、毎日たくさんのセミナーを運営し、集客が強い会社でした。
そのためお客様の数がとにかく多かったです。
一人のお客様に一人のカウンセラーがつく担当制ではなく、
カウンセリング→国・学校決め→見積もり→申し込み→ビザ→渡航前オリエンテーションと、
各工程を「手が空いている人が順番に捌いていく」流れ作業型でした。
そして、空いた時間はセミナーを担当したためとにかくスケジュールがびっしり詰まっていました。
極端に言えば、例えばカナダの学生ビザ申請ができる人は、
たくさんのお客様の学生ビザ申請を担当するイメージです。
【集客の強い会社のメリット】
・お客様の数が多いので営業しなくてもお客様が集まってくる。
・担当制ではないため、ある意味責任を感じず気楽に仕事することができる。
・お客様がトラブルになったときに一人のカウンセラーが責任を追うわけではなく全体でのカバーになる。
【集客の強い会社のデメリット】
・スケジュールがびっしり詰まっており、仕事に終わりがないので毎日21〜22時まで働くこともあった。
・自分の担当客という概念がない会社もあるので責任が曖昧になりやすい。(会社によりますが)
・できることから任されていくため、留学手続きの中で一連の流れをマスターできない可能性がある。
2社目:1人のカウンセラーが営業から事務まで全工程を担当(集客は弱かった)
2社目は1人のカウンセラーがお客様に営業から事務まですべて担当する「専任担当制」の会社でした。
大枠の流れ:
カウンセラーが営業してお客様とアポイントを取り、そのお客様を自分がカウンセリング。
成約に結びつけて、その後のビザ申請、学校への送金、渡航前オリエンテーション等を全て一人で行います。
営業:
留学比較サイト(留学くらべーる等)で来た見込み客に電話やメールを送り、
反応のあったお客様に対して来社やZoom等でのアポイントを取ります。
成約につながるように、お客様の求める留学の形をヒアリングしたり、学校案内や国の案内等を行ったりします。
事務:
成約したお客様に対して、留学手続きを行なっていきます。
海外の学校へ費用の送金、ビザ申請、渡航前までの準備(英語学習や持ち物準備)、渡航前オリエンテーション等を一人のカウンセラーが担当します。
【担当制の会社のメリット】
・一人で全行程を担当するため、留学案内の一通りの知識が身につく。
・会社にもよるが営業から担当することも多いので、新規営業力(ヒアリング力や提案力)が身につく。
【担当制の会社のデメリット】
・自分(担当カウンセラー)が休みの日に他のカウンセラーに引き継ぎをせねばならない。
・お客様から電話やメールが来た時に自分が休みの場合、お客様への連絡が次の日になることもあった。
そのためお客様によっては不満に思う人もいた。
3社目:留学案内の工程を営業と事務で分ける「分業型」の会社(集客はそこそこ強い)
3社目は、留学の契約までを担当する営業の面と、契約後の事務手続きの部分を担当する
事務に分けるやり方を用いていました。
ただし入社後しばらくは、流れを覚えるためにすべての工程を自分でやりました。
最初に全部の流れを一通り経験しておくと、お客様に最後まで責任を持って伴走できるようになります。
一見ラクに見える分業型でも、本来カウンセラーは営業も事務も一通りできる必要がある仕事です。
これから目指す人は、会社を「ラクそうかどうか」だけで選ばないことをおすすめします。
【分業型の会社のメリット】
・営業は自分、事務は他の担当になるので、働き方のバランスがとりやすい。
・良い会社の場合は、最初は事務から経験して慣れてきたら営業、のように経験値に応じて担当の仕事を変えてくれることもある。
【分業型の会社のデメリット】
・営業(or事務)だけができるようになって、もう片方がおろそかになる場合もある。
自分から会社に交渉してもう片方(例えば事務ができるなら、営業もやる)もやらせてもらえるように交渉する力も必要。
留学エージェントの繁忙期は?

留学エージェントの繁忙期は、春・夏・年末年始などが挙げられます。
春休みの短期留学や夏休みのサマースクール及び大学生の休学留学、
そして年末年始を利用して留学される方がいらっしゃいます。
ただ、年間通して渡航されるお客様はいらっしゃるので、波はあれど
1年中どの時期でも渡航されるお客様はいらっしゃると思っていいです。
留学エージェントは大変?忙しい?
お客様の渡航直前、もしくは渡航後は大変であり、忙しくなってきます。
お客様の渡航はだいたい土日に集中するので、担当したお客様の出発日(土日)に
飛行機のトラブルや、現地到着後にホームシックの連絡が来ることもあります。
時差の関係で、現地から日本の夜に連絡が入ることもありました。
ジュニア留学(小中高生)のサマースクールのシーズン(7月末〜8月)は、
子供が現地で体調を崩したり、ホームシックになったりするので現地の学校から連絡が来ることもあります。
現地の日中の時間は日本の夜の時間だったりもするので、夜間の対応は社員が交代で緊急連絡用の携帯を持ち帰って対応していました。
僕も自宅のベッドの脇に社用携帯を置いて寝ていた時期があります。
※緊急対応手当は大抵の会社は出ます。
それでも僕は、この仕事を大変だとは思いませんでした。
手当は出ていたし、自宅にも帰れますし。
何より、海外にいる生徒達から「困ったときに頼ってもらえる」のが純粋にうれしかったんです。
同じ働き方でも、夜間や休日の緊急対応を「きつい」と感じる人もいれば、「やりがい」と感じる人もいます。
結局は向き不向きだと思います。
人に頼られることに喜びを感じる人には、お金以上のものがある仕事です。
「きついのか」をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事で3社の体験をもとに掘り下げています。

留学カウンセラーが働ける場所は3つ|日本・海外・学校

留学カウンセラーになる方法は、基本的には「留学に関わる組織に就職・転職する」ことです。
ただ、ひとくちに「留学に関わる組織」と言っても、働ける場所にはいくつか種類があります。
代表的なのは次の3つです。
①日本の留学エージェント
もっとも一般的なのが、日本国内の留学エージェント(留学会社)に就職・転職するパターンです。
留学ジャーナルのような大手から、特定の国に特化した会社まで様々あり、求人数も多く、
未経験可の枠も出ています。
求人は「留学カウンセラー」「留学アドバイザー」「留学コンサルタント」などの名称で出ていることが多いです。
これから目指す人にとって、一番現実的で入りやすいのがこのルートです。
②海外の留学エージェント
意外と知られていませんが、現地(海外)の留学エージェントで働くという道もあります。
多くは現地採用で、日本人留学生のサポートを現地で行います。
(日本窓口として国内にオフィスを構えている会社も、まれにあります)。
実は僕自身、ワーホリでカナダにいたとき、現地のエージェントの求人募集を実際に見かけました。
カナダには日本人向けの現地エージェントがたくさんあり、
最初はアルバイトから入り、長く続いた人は正社員になる、という形が多かった印象です。
留学やワーホリの最中に現地で求人を見つけて就職し、そのまま現地に住み続ける人もいます。
「海外で働きたい」という人には、魅力的な選択肢かもしれません。

③大学・高校などの教育機関
留学エージェント(民間企業)以外に、
大学の国際課や、留学プログラムを持つ高校など、教育機関で留学に関わる道もあります。
ただし、ここは正直にお伝えしておくと、実際の留学手続きの専門的な部分は、
学校が外部のエージェントに委託しているケースが多いです。
(英語や各科目の先生が、ビザや渡航手配まで対応するのは難しいため)。
学校にもよりますが、学校側の担当者は「手続きそのものを担う」というより、
留学を希望する生徒と、委託先エージェントとの”橋渡し役”を担うことが多い印象です。
とはいえ「教育機関の中で、生徒の留学をサポートする」という働き方ができるのは確かです。
どんな人が留学カウンセラーになっている?

働ける場所がわかったところで、「じゃあ、どんな経歴の人が実際になっているの?」というところも
気になるところだと思います。
僕が見てきた限り、多いのは次のようなタイプです。
- 自分の留学・ワーホリ経験を活かす人:
留学やワーキングホリデーの経験は大きな武器です。
「実体験で語れる」ことは、相談者にとって何より安心材料になります。
帰国後に「自分が使ったエージェントに就職する」のも、業界ではよくあるパターンです。 - 他業種・未経験から転職する人:
「海外経験はあるけど業界は未経験」「営業や接客の経験はある」という人が、
異業種から入ってくるケースも多いです。
カウンセリングには、ヒアリング力・提案力・対人スキルといった、
他業種で培った力がそのまま活きます。
つまり、特別な経歴がなくても、海外経験や対人スキルを武器に目指せる仕事だということです。
僕がどうやって最初の1社に入ったか(体験談)
参考までに、僕自身がどうやって業界に入ったかをお話しします。
きっかけは、自分が留学する前にさかのぼります。
当時はまだ留学先の国すら決めておらず、「英語圏のどこがいいか」を決める材料にしたくて、
ある留学エージェントのセミナーに参加したことがありました。
結局そのエージェントは使わなかったのですが、「セミナーをしっかりやっていて、いい会社だな」という印象がありました。
その後ワーホリでカナダ・オーストラリアに行き、帰国後に仕事を探していたとき、
たまたまそのセミナーの会社が求人を出しているのを見つけたんです。
「そういえば、いいイメージだったな」と思い出して、応募しました。
ここで、これから目指す人にお伝えしたいことが2つあります。
- 最初は「バイト」からのスタートでもいい。
僕が入ったのは、いきなり正社員ではなく
「アルバイト→契約社員→正社員」というステップの会社でした。
もちろん正社員で入れるならそれが一番ですが、
未経験から業界に入るなら、こうした段階的なルートは十分にアリです。
「いきなり正社員は難しそう」と諦める必要はありません。 - 英語力の「証明」がないと、受けられない会社が多い。
これが当時いちばん痛感したことです。
多くの留学エージェントは、
応募条件に「TOEIC600〜700以上」といった英語力の証明を求めてきます。
僕はホテルで働いていたので英会話には少しだけ自信がありましたが、
スコアという「証明」がなかったのでそういった会社へはエントリーができませんでした。
だから、証明を求められない会社を選んで入った、というのが正直なところです。
この経験から、「留学中にTOEICやIELTSを勉強しておくこと」を強くおすすめします。
留学エージェントに限らず、英語力の証明を求める企業は多いです。
しかも「1年留学していたなら、これくらいできて当然だよね?」と見られるので、
何も証明がないと「遊びに行っていたのかな?」と思われて、面接が通りにくくなることすらあります。
せっかくの留学経験を仕事につなげるためにも、英語力の示す試験は
できれば留学中に受けておくことを強くおすすめします。
留学エージェントに入る時にあると有利な資格・スキル

- 英語力:
必須ではない会社もあるが、あると圧倒的に有利。目安はTOEIC600〜程度から - 海外経験:
留学(短期、長期)・ワーキングホリデー・海外在住など。
海外旅行でも、海外経験がないよりは優遇されやすい - 対人・営業スキル:
ヒアリングと提案が仕事の中心。接客・営業経験は活かしやすい - 無形商材の販売
留学は形のないものを売る商売。例えば「電化製品」のような「モノ」ではなく、
IT・通信、人材、広告、教育系などの経験者でもその経験が活かせると思います。

留学カウンセラーに資格は必要?|JAOS留学カウンセラー資格について

結論から言うと、資格は必須ではありません。
資格がなくても留学カウンセラーとして働くことはできます。
ただ、業界には 「JAOS認定 留学カウンセラー」 という資格があり、
これを持っていると「留学に関する一通りの知識を体系的に持っている」という証明になります。
就職・転職で有利に働いたり、相談者からの信頼につながったりと、持っていて損のない資格です。
実際、留学会社のカウンセラーだけでなく、大学の国際課職員や、留学プログラムを持つ学校の先生が取得するケースも増えています。
この資格は、すでに現役で働いているカウンセラーが取得することも多いのですが、
受験に実務経験は必須ではなく、これから業界を目指す未経験の方でも受けられます。
(一定の海外経験や語学力などの要件はあります)。
むしろ、業界に入る前に体系的な知識をインプットする手段として有効です。
未経験から業界を目指すなら、この資格の勉強を通じて知識をインプットしておくのは、
かなり実用的な一手です。
資格の難易度・勉強法・必要な教材については、
僕自身が合格した経験をもとに別記事で詳しくまとめています。

未経験・他業種から留学カウンセラーを目指す人へ、おすすめの流れ

最後に、「これから留学カウンセラーを目指したい」という未経験・他業種の方に向けて、
おすすめの流れをご紹介します。
TOEICのスコアがあると、特に求人の選択肢が広がります。
IELTSやTOEFLでも問題ないですが、取得の難易度や日本での認知度の意味でもTOEICはおすすめです。
以下の記事でも、英語力を伸ばすためのおすすめの方法をお伝えしています。

留学業界の全体的な知識をインプットでき、資格自体も武器になります。
英語力をこれから上げたい人へ
英語の証明をまだ持っていない人は、TOEICの受験から始めるのがおすすめです。
時間がない人は、短期で結果を出すサポートを使うのも手です。
あまり時間をかけずてっとり早くTOEICスコアを上げたい人におすすめのサポートが、
【30日間全額返金】ライザップがTOEICにコミット!ライザップイングリッシュ。
・30日間全額返金対応
・TOEIC点数保証
・最短2ヶ月間で結果を出す
という、早めに結果が欲しい人にとって最高の環境が用意されています。
早めにスコアを突破して、TOEICで英語力の証明をゲットしましょう。
転職で目指す人へ
未経験から業界に入るなら、まず求人数の多い大手の転職エージェントに登録して、
未経験歓迎の求人を紹介してもらうのが近道です。
「留学カウンセラー」「留学アドバイザー」といった求人名で探すと見つかりやすいですが、
留学会社以外で旅行会社、教育機関等でも留学部門で募集しているケースもあります。
type転職エージェントは、応募から面接対策まで専任のアドバイザーが伴走してくれるので、
未経験の業界へ思い切って飛び込みたい人に向いています。
・専任のキャリアアドバイザーが、応募から面接対策まで一貫してサポートしてくれる
・「海外経験」や前職の強みを、どう伝えれば響くか一緒に整理できる
・非公開求人も多く扱っているので、自分では出会えない求人に巡り会えることがある
・在職中で忙しくても、求人探しや日程調整を任せられる
登録・相談は無料なので、まずは気軽に相談したり話を聞いたりして、
自分のキャリアの棚卸しをしていくのがおすすめです。
まとめ|留学カウンセラーは「海外経験 × 人と関わる力」を活かせる仕事

最後に、この記事のポイントをおさらいします。
- 留学カウンセラーの仕事は、相談・手配・営業まで幅広い
- 働ける場所は ①日本のエージェント ②海外のエージェント ③大学・高校などの教育機関 の3つ
- 資格は必須ではないが、JAOS資格があると有利
- 未経験なら、TOEIC+JAOS資格の勉強+求人探しが理想的
留学カウンセラーは海外経験や英語、人と深く関わることが好きな方には、本当にやりがいのある仕事です。
この記事が、はじめの一歩のきっかけになればうれしいです。
