悩む人ワーホリに行きたい。
でも、帰国後の就職がうまくいかなかったらどうしよう…
そんな不安で、一歩踏み出せずにいませんか?
ネットで「ワーホリ 帰国後」と検索すると、
「就職がきつい」
「ワーホリは人生の空白期間扱いされる」
といった記事がたくさん出てきます。
それを読んで、行きたい気持ちにブレーキをかけてしまう。
その気持ち、よく分かります。
こんにちは。元留学カウンセラーのYusukeです。
僕はカナダとオーストラリアでワーホリを経験した後、
留学カウンセラーとして6年間、3社で働き、1,000人以上の留学・ワーホリ希望者を送り出してきました。
今回は、「ワーホリ帰国後の就職」について、
送り出す側として1,000人を見てきた経験と、自分自身が帰国後に就職した経験の両方から、書いていきます。
先に結論をお伝えすると、こうなります。
- ワーホリ帰国後の就職が簡単ではないのは、事実です
- ただし、ワーホリ経験がむしろ武器になる仕事があります
- その選択肢を「知っているだけ」で、ワーホリへの一歩は軽くなります
ワーホリ帰国後の就職がきついのは、事実です

まず、現実からお話しします。
ワーホリ帰国後の就職活動は、簡単ではありません。
資格・手に職がある人は強い
帰国後の就職のしやすさは、渡航前の職種によって大きく変わります。
強いのは、資格職・専門職の人たちです。
- 看護師
- 美容師
- 保育士・幼稚園教諭
- 調理師
例えばこうした「手に職」系の資格を持っている人は、帰国後も復職しやすいです。
実際、僕が送り出した1,000人の中でも、
資格職の方は帰国後のキャリアの心配がほとんどありませんでした。
資格と実務経験は、1年のブランクで消えたりしないからです。
資格がない場合、「1年間なにしていましたか?」に答えられるかが鍵
一方、資格のない一般職の場合、帰国後の面接でほぼ必ず聞かれる質問があります。
「1年間(ワーホリ期間中)なにしていましたか?」
ここで「ワーホリでカナダに行っていました」と答えたとして、問題はその先です。
その経験が、その会社にとってのメリットにつながらないと、評価されにくいのです。
あなたなら、なんと答えますか?
これから渡航しようとしている人は、何と答えるか考えてみてください。
例えば、分かりやすい武器は英語力です。
英語を使う仕事は日本にもたくさんありますし、
会話力やビジネスでやり取りできる力があれば重宝されるでしょう。
ただ、現実的にはワーホリの1年間でビジネスレベルの英語力を身につけられる人は、
実際にはそれほど多くありません。
そもそも、英語力を伸ばす目的だけでワーホリに行く人は、そこまで多くはないのではないかと思います。
ワーホリは渡航期間中で自由に過ごすことができて、語学学校に行くもよし、アルバイトするもよし、
旅しても、リラックスしても、自由に過ごせるビザだからです。
そのため多くのワーホリ生は、日常会話レベルはできるようになる人が多い。
しかし、ビジネスレベルにまで英語力を上げて帰ってくる人は数える程度の印象です。
そして、日常会話のレベルですと、
帰国後に仕事で使えるレベル(海外の担当者と会議をしたり、英語でメールのやり取りをしたり)
まで達さず、履歴書でアピールできる武器にはなりにくいのが現実です。
このあたりの事情は、行く前から知っている人も多いと思います。
だからこそ、「帰国後がこわいから、ワーホリに踏み切れない」という人が多いのです。
実際、僕もそうでした。
でも、ワーホリ経験が「武器になる」仕事があります

ここからが、この記事で一番お伝えしたいことです。
ワーホリ経験が減点にならないどころか、むしろ採用の決め手になる仕事があります。
留学カウンセラーです。
なぜワーホリ経験者は留学カウンセラーになりやすいのか
留学カウンセラーは、留学エージェントなどで留学・ワーホリ希望者の相談に乗り、
渡航をサポートする仕事です。
この仕事、考えてみてください。
お客様は「これからワーホリに行こうか迷っている人」です。
その人が一番聞きたいのは、何でしょうか。
実際に行った人の話です。
ワーホリに行こうか考え中の人現地の生活はどうだった?
英語はどのくらい伸びた?
仕事はどうやって見つけた?
行ってよかった?
これらの質問に、実体験で答えられる人と、答えられない人。
どちらがカウンセラーとして信頼されるかは、明らかです。
つまり留学カウンセラーの世界では、
ワーホリ・留学経験そのものが「業務スキル」なのです。
あなたがワーホリで経験する一つ一つが、そのまま帰国後の仕事の武器になります。
英語力は「あるに越したことはない」レベル
「でも、そこまでの英語力をつけて帰ってこれるかな?」
と思った人も、安心してください。
僕自身、帰国後に留学カウンセラーになった時、
TOEICのスコアは持っていませんでした。
それでも採用され、6年間この仕事を続けることができました。
留学カウンセラーの主な仕事は、
日本人のお客様への日本語でのカウンセリングです。
海外の学校とのやり取りで英語を使う場面はありますが、
求められるレベルは会社やポジションによって大きく異なります。
英語力よりも大事なのは、お客様の不安に寄り添えるか、相手の立場になった上でアドバイスができるかです。
そして、その寄り添う力やアドバイスする上で大事になるのが、カウンセラー自身の実体験になります。
給料は語学力に比例します
ここも隠さずお伝えします。
英語力を示せなくてもカウンセラーにはなれます。僕がそうでした。
その代わり、最初の給料は正直低かったです。
(アラサーなのに大卒1年目の給料くらいでした)
留学業界では、語学力があればあるほど、任される仕事の幅が広がります。
海外の学校との交渉、英文契約書の確認、現地サポート部門との連携。
英語ができる人ほど、待遇のいいポジションに就きやすかったり、難易度の高い留学プランを担当します。
そして難易度の高いプランはコミッション(学校からもらう手数料)が
上がるため自身の給料にも反映されます。

学校選びで「こうしとけばよかった」を減らす
ワーホリに行く人の目的は、英語力向上だけではありません。
むしろ、「英語漬けで勉強したい」という人は、ワーホリではなく語学留学を選びます。
ただ、語学学校選びだけは、ざっくりでいいので「自分がどう過ごしたいか」を
整理してから決めることをおすすめします。
語学学校には、それぞれ特色があります。
- TOEIC対策などの資格コースがある
- 母国語禁止の英語ポリシーが厳しい
- 接客英語に強い
- 国籍バランスを重視している(ヨーロッパ系が多い、アジア系が多いなどの特色がある)
これを知らずに選ぶと、こういう学校に行くことになる可能性があります。
- いろんな国の友達を作りたかったのに、
入ってみたら特定の国籍で偏っていた(日本人過多、アジア系過多など) - 途中で「TOEIC対策したい」と思ったのに、その学校にはコースがなかった
- 英語オンリーポリシーがほとんどなくて、みんな母語で話している
語学学校はだいたいの人が複数月申し込む人ので、
何も知らずに入ってから「思ってたのと違う」と気づいても、簡単には変えられません。
留学エージェントをうまく活用する
学校ごとの特色は、留学エージェントが一番よく掴んでいます。
カウンセリングは無料なので、「自分はこんなふうに過ごしたい」というざっくりしたイメージを伝えて、
それに合う学校を聞いてみる。
それだけで、渡航後の「こうしとけばよかった」はかなり減らせます。
無料カウンセリングは絶好の機会
もしこの記事を読んで「留学カウンセラーってどんな仕事なんだろう」と
少しでも気になったなら、
留学エージェントの無料カウンセリングを受けてみましょう。
あなたの目の前に座っているのが、現役の留学カウンセラーだからです。
その人がどんなふうに話を聞き、どんな提案をしてくれるのか。
相談しながら、仕事ぶりを見てみてください。「自分にもできそうか」のイメージが、
一気に具体的になるはずです。
「帰国後の選択肢がある」と知っているだけで、一歩が軽くなる
ここまで読んで、どう感じたでしょうか。
僕がこの記事で伝えたかったのは、「留学カウンセラーになりましょう」ということではありません。
「帰国後の選択肢が、ちゃんとある」と知ってほしいのです。
ワーホリの帰国後が不安なのは、「帰国後の自分の姿」が想像できないからです。でも、選択肢を一つでも具体的に知っていれば、想像ができる。想像ができれば、一歩踏み出せる。
もちろん、帰国後の道はカウンセラーだけではありません。
たとえば、旅行会社も海外経験者に人気の選択肢です。実際、海外に行ったことのある人は旅行業界でも評価されます。ただ、旅行会社で活きるのは主に「旅行した経験」の部分です。ワーホリならではの経験、つまり現地で働いたこと、ビザの手続き、語学学校での学び、長期生活のリアル。これらを丸ごと活かせるという意味では、留学カウンセラーのほうが上です。そして、経験が業務に直結するぶん、収入面でも留学カウンセラーに分があります。
ほかにも、英語を活かせる仕事、接客・営業職、ワーホリとは関係のない業界への就職。道はいろいろあります。
ただ、「ワーホリ経験がそのまま武器になる」という点で、留学カウンセラーほど相性のいい仕事を、僕は他に知りません。1,000人を送り出し、自分自身もこの道を歩んだ経験から、そう思います。
まとめ:不安の正体は「知らないこと」
ワーホリ帰国後の就職について、この記事の内容をまとめます。
- 帰国後の就職が簡単ではないのは事実。特に資格のない一般職は「1年何してた?」の壁がある
- 資格職(看護師、美容師、保育士など)の人は帰国後も強い
- ワーホリ経験がむしろ武器になる仕事がある。代表格が留学カウンセラー
- 旅行会社も海外経験者に人気だが、ワーホリ経験を丸ごと活かせて収入面でも分があるのはカウンセラー
- 英語力がなくてもなれる(僕はTOEICスコアなしでなれた)。ただし給料は語学力に比例する
- 帰国後の選択肢を知っているだけで、ワーホリへの一歩は軽くなる
「帰国後どうしよう」という不安は、裏を返せば「帰国後の自分がまだ見えていない」だけです。
見えないものは、こわい。でも、知ってしまえば、こわくない。
この記事が、あなたの一歩を少しでも軽くできたなら、嬉しいです。
