ITフリーランスになるならwebディレクターがお薦めな5つの理由

Webディレクターをおすすめする5つの理由

こんにちは、フリーランスWebディレクターのYusukeです。

まず最初に伝えたいのは、未経験からでもフリーランスWebディレクターにはなれるということ。
実際、僕自身が34歳で未経験からWebディレクターに転職し、36歳でフリーランスになりました。
なので30代でも全然いけます。

なぜデザイナーやエンジニアより「ディレクター」をおすすめするのか。
僕の実体験ベースで理由をお話しします。

フリーランスの単価が比較的高い(平均60万円前後)

僕が初めてフリーランスになったときの単価は50万円でした。
会社員時代は年収400万円だったので、フリーランスになった瞬間に年収換算で600万円になった感覚でした。

「50万円って高いのでは?」と思われがちですが、これは決して珍しい金額ではありません。
むしろ フリーランスWebディレクターの平均単価は60万円前後 と言われています。

つまり、始めた瞬間から“会社員時代を超える収入”になりやすい職種なんです。

ディレクターは「オール3」で戦える職種

Webディレクターをおすすめする最大の理由は「難易度が高すぎないから」です。

デザイナーやエンジニアは、どうしても“専門性の深さ”が必要。
通知表でいうと「5」を求められる場面が多い。

一方でディレクターは、

  • デザインも「3」

  • コーディングも「3」

  • マーケも「3」

…と、すべて“ほどほど”に理解できていれば成り立ちます。

「全科目オール3」を目指すイメージです。

僕自身、デザインもプログラミングも挫折した経験があります。
でもその知識が無駄にならず、むしろ“総合力”として役立ちました。
挫折した過去があったとしても、それまでに学んだ知識が無駄にならないからです。

一度デザインやプログラミングに挫折した人こそ向いている

これは本当に強調したいポイントです。

「全部できないとダメなんじゃ?」
と思われがちですが、ディレクターは “全部ちょっとできる”人が強い職種 です。

デザイナーの気持ちも、エンジニアの気持ちも分かる。
それだけでプロジェクトが進みやすくなります。

営業・接客経験がある人はかなり有利

ディレクターは、お客様と会話する機会が多い仕事です。

ディレクターはクライアントと密に接する仕事なので、技術も大事ですがそれ以上に
お客様の要望を聞けること、それを言語化してデザイナーやコーダーと対話していく力が必要です。

接客業や営業職の経験があると、自然とお客様とのお話に慣れている人が多いので馴染みやすいと思います。

僕自身も営業職の経験が10年あるのですが、
ディレクターになったときも違和感なく始めることができました。
接客業や営業職の経験がある方で、フリーランスになりたい方にディレクターはおすすめです。
もちろん、それらの経験が絶対ではないので、対話や折衝が得意な方にもディレクターの適正はあると思います。

フリーランスになるまでの道のり

Webディレクターで独立するまでの流れはこんな感じ。

  1. ディレクターになるための勉強をする

  2. webディレクターとして会社に就職し、現場経験を積む(1〜2年)

  3. フリーランスエージェント経由で案件を取る

  4. フリーランスとして独立

それぞれ詳しく説明していきます。

ディレクターになるための勉強とは?

では、どうやって勉強すればディレクターになれるのか?
結論からいうと、Webサイトを1から作れるようになれば大丈夫です。

「え、それ結構難しくない?」と思うかもしれませんが、今は本当にわかりやすいサービスが増えています。

僕は当時、2つの講座を購入して勉強していました。

一つめは『スキルハックス』。
動画を見ながら作業する形式で、課題の中に「Webサイトをまるごと1つ作る」ものがありました。
正直、最初は不安でしたが、動画の通りにやると普通にできるようになりました。
スキルハックスは、まったくWeb系、IT系がはじめての方にも易しく作られている点がおすすめポイントです。

二つめは『デイトラ』。
こちらも動画を見ながら作業する形式ですが、スキルハックスは『動画のみ』、デイトラは『動画+テキストベースの説明(教科書みたいなイメージ)』になります。
デイトラは、より現場目線で講座が作られています。入れておくと役立つツールや、現場に入ったときに困らないちょっとした「コツ」も、講座内で語られていました。

どちらのサービスも、わからない点はメンター(先生)に質問ができるので、できるようになるまで質問ができます。
挫折せずに講座をやり切りたい方、なにがなんでもフリーランスになりたい方には、強力な味方になってくれます。

無料の講座も探せばありますが、先生に質問ができないので僕は無料の選択肢は外しました。
「最短で身につけたかった」 なので、上記の2つの講座を選択。
遠回りしたくなかったし、正しい情報で学べる環境がほしかったからです。

ちなみに、スキルハックスは完全初心者向け、デイトラは少しWeb系の知識がある人(PCに慣れている人)におすすめです。
僕のように両方やってもいいし、どちらか片方だけでも十分スキルが身に付くと思います。

会社員ディレクターになるための転職活動

最低限の制作スキルを身につけたら、
ポートフォリオ(自分で作ったサイト) を用意します。
⑥の勉強のときに、自分でサイトを作るフローがあります。
なので、正しく勉強していればこの時点でサイトは作れるようになっているので大丈夫です!

次に、未経験OKのWebディレクター求人に応募します。
未経験OKと書いてあっても、完全に何もできないと落ちる可能性ありますが、
「基本的なWeb知識があります」 を見せられれば勝てます。

実際、僕もこのルートで採用されました。
34歳未経験でも採用されたので、年齢は気にしすぎなくてOKです。

求人のおすすめは「Web制作会社」。つまり、Webサイト(ホームページ)を作っている会社に
Webディレクターとして採用されることです。

転職サイトは、IT系の求人が多い以下がおすすめです。

会社名 行の説明
  • レバテックキャリア
ここにテキストを入力
項目 ここにテキストを入力
  • レバテックキャリア

  • マイナビクリエイター

  • Green


ディレクターとして現場を経験する

ここが正直一番ハードかもしれません。

僕が入社した初日、
いきなり15案件を渡される
という強烈なスタートでした。

未経験OKの現場、かつWebディレクターの求人のある会社は基本的に忙しいです。
ただ、忙しい現場で揉まれたおかげで、
・スケジュール管理
・要件整理
・クライアント対応
・制作進行
・デザイナー/エンジニアとの意思疎通

このあたりが自然と身につきました。
フリーランスになったときにも会社員時代の経験はとても役に立ちます。

会社員を卒業し、フリーランスへ

僕は1年半ほど会社員ディレクターとして働き、
その後フリーランスエージェントに登録しました。

僕は時期が良かったのもありますが、
登録してすぐ 12件 ほど紹介をもらえました。
そのうち2件と面談し、最初に受けた企業からオファーをいただきました。

単価は 50万円
会社員時代の月収より一気に増えたので、めちゃくちゃ嬉しかったのを覚えています。

もう一つの候補は単価60万円だったけど、
当時の僕は60万という金額にビビって、辞退しました(笑)
最初の案件は約2年続いて、そこで出会えたフリーランスの仲間とは今も仲良くしていて、
結果的に最高のスタートでした。

フリーランスエージェントは数社登録しておくのがおすすめです。
エージェントによって所有している案件数が異なりますし、担当者との相性もあります。
いくつか比較して、自分に合った案件を見つけましょう。

以下は僕が使ったことのある、おすすめのフリーランスエージェントです。

  • レバテックフリーランス

  • ギークス

  • Midworks

相性もあるので、まずは全部登録して話してみるのが一番です。

フリーランスWebディレクターは簡単ではないけど、未経験からでもなれます

僕のように、
30代未経験でもフリーランスにはなれます。

僕は最初、勉強の仕方がわからなくて自己流で進めて、かなり遠回りをした苦い思い出があります。
これを読んでくださっている皆さんには、できるだけ最短ルートでディレクターになって欲しいと思っています。

現場で得たノウハウや、未経験者がつまずきやすいポイントも、
またブログで発信していきます。

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この記事を書いた人

大学卒業後5年経って、サラリーマンを辞めてワーキングホリデーへ。
26歳で初めて海外に行きました。
帰国後は某留学エージェントで働き、
現在web系エンジニア目指して奮闘中。

今まで旅行・留学で行った国は合計13か国。

留学中に出会ったノマドワーカーにあこがれ、
PC1台でどこでも生きていけるスキルを身に着けるべく勉強中。

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